インタビュー記事の作成はマラソンに似ている(かも知れない)

インタビューを行い、聞いた話をもとに、インタビュー記事として構成する。それはつまり、話し言葉を、読んで理解できる言葉に置き換えていく作業です。

1時間から2時間ぐらいのインタビューで、5,000文字から10,000文字ぐらいの記事となると、書き終えた時に、ちょっとした長距離走を完走し終えたような感覚に囚われます。距離にすれば、10kmぐらいでしょうか。もうちょっとかも。ハーフマラソンまではいかないような……。

正直、構成が決まらない時、細かい表現に悩む時、死にたいほど苦しみます。しかし、それを経て、書き終えた時の達成感というか、もう後のことはどうなってもいいやという、ある種投げやりな爽快感……ド◯じゃなければやっていられません。

そんなことを考えている間に、早春の夜は明けようとしています。